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87歳の挑戦続く

投稿日:2024年2月16日

2023年12月12日火曜日、赤永さんの手編みベスト18着を社会福祉協議会に届けた。

余り毛糸というけれどこのように色合わせをするとほんと素敵です。着てみたい。

レース模様が素敵で見るからに涼しげです。

座布団のように見えますが、これが着てみたらちゃんと様になり形よく着こなせるんです。

綿糸なのでこれからの季節重宝しそうです。

いつも感じる事であるが、人のためにこれほどたくさんの手編みベストを完成させる赤永さんの底力に感服する。
時間も費用も必要だろうに、そんな事はおくびにも出さず、誰かが着て喜んでくれたらそれで嬉しいと話す。

90歳まで現役で続けたい。これが赤永さんの目標である。もちろんそれ以降はおまけの人生であるから楽しみながら続けたい。それができたら私の人生最高だと笑顔で話す赤永さん。

今回窓口で、先回の福祉会報に手編みベストが、「衣類」として表記があったが「手編みベスト」での表記希望を伝えた。

赤永さんがわざわざ問うたのには訳があった。
本会報を見た人から、
「赤永さん、衣類って何?今までの手編みベストとは違うものか?私にもできるものがあるかも?」という問い合わせがあったからである。

確かに編み物作品も衣類には違いない。
しかし、私的には手編み作品と衣類では似て非なるものと思うのであるが個人の感じ方の違いか。
単なる分類表記であるのだろうが、寄贈者のおもいを伝える大切な枠欄でもある事を思う。
ぴんこすずめ