2021年12月15日 赤永さん手編みベスト100着達成
2021年12月15日
赤永さん手編みベスト100着達成
私にとっては信じられない枚数100枚達成にはただ驚くばかりである。
いつものことであるが当の赤永さんは自身の偉業をさほど大変なこととは感じていない。
「100着目標達成したら後はどうするの?」
と尋ねてみた。
「そやな、また一から始めるだけやな。楽しいで。私の編んだベストを誰かが来てくれる思うたら編みながら嬉しい。これがまた励みになって明日も次も続けられる。」
とりあえず、90歳まで元気にいられたらまだまだ編めそうやしその先もあればこんな嬉しいことはないと頼もしい言葉である。
いつものことであるが、今日も私たちは持って行く前に作品の鑑賞会をした。
これがいいあれがいい。配色はこっちの方が好きだの模様はこれがいいだのと楽しい。
その様子を写真に撮ったり作品談義をしたり結構楽しんでいる。この日は外食と決めているのでこれも楽しいことの一つ。
実は最近ではもうひとつ嬉しいことがある。
社会福祉協議会山南支所の小谷支所長他スタッフの方が笑顔で迎えてくれること。
気持ちよく歓迎してもらえるのが嬉しいと赤永さんも話す。同感である。
ただ持って行って渡して帰るだけではこうはいかない。そこに人と人の心の交流があるからだ。今日はスタッフの方3人が迎えてくれた。
私たちの相手をするのもさぞ疲れることと思うがこれもボランティアと思いご容赦のほどを。
作品についても、このベストはいつ頃どこへ行く予定であることをわかる範囲で教えてくれるのもいい。
これって当たり前の様であって実はそうでない。嬉しい配慮に感謝している。
私たちが当会館を訪問できるのも赤永さんの作品あってこそなので、また、明日から、いや今日からせっせと編んでもらわなくては。
100歳まであとだいぶあるので休まず長く長く編んでもらいたいと願う。
赤永さん曰く、今後は目標数を決めないで、気楽に楽しみながら編もうと思うとのこと。それはいい私も大賛成。
昨年10月から今日まで1年2か月間の記事を書かせてもらった。
「誰かが着て喜んでくれたらそれが嬉しい。」
こんな赤永さんの記事が書けた私も嬉しい。
ぴんこすずめ