鉄っちゃん お待たせの鉄道ジオラマ – 続報
投稿日:2022年11月21日
10月17日投稿されたすごいジオラマを見学に谷川1区を訪れた。8畳ほどの和室に案内されると、そこには想像以上の立派なジオラマが部屋一杯に広がっていた。
田村 雅仙(たむら まさのり)さんが製作されたジオラマ。仕事の合間をみて、少しずつ作業を重ね、5年の歳月をかけて完成にこぎつけられた集大成。
総延長70m以上に張り巡らせた、線路幅が1.65センチのHOゲージ。駅、ホーム、街並み等、細部にわたり精巧に作られ、信号や踏切等も本物そっくりに作動し、蒸気機関車の汽笛も鳴らしながら走行する。又、ジオラマ内のいたるところに近隣の方や今まで見学に来た人たちのフィギュアが配置されてもいる。ご自身の家族も線路わきでくつろいでいる。遠景には富士山・箱根を望みロープウェイもある。これでは近隣の鉄道模型ファンの大人や子供たちに大人気なのも無理はない。
田村さんは小学生の頃、お父さんから買ってもらったプラモデルから模型作りの世界に入り、その後、鉄道に興味が移り、ずっと鉄道模型作りに励んでこられたそうである。それらの模型を走らせるためのジオラマをこつこつと製作された経緯等、楽しく語られた。更なるジオラマの構想もある様子であるが、今後どう展開されるのか、多くのファンの皆さんも期待して待っているのでは。
線路わきで列車を眺める田村さん一家(中央)
以前、福知山線で活躍していた蒸気機関車・特急「まつかぜ」・特急「北近畿」が勢ぞろい