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毎週月曜日、久下自治会館の朝市買い物楽しいね。

投稿日:2022年12月12日

11月14日(月)
会館の野菜市で、ゆず、レモン、万願寺唐辛子を買い、帰りにくちなしの実を貰ってきた。

この枝付きのくちなしの実は飾り花にもよし、色付けにもよし嬉しい。
今時はスーパーに着色用くちなしのパックが売ってあるが、生の実が手に入るなんて感激至極。私と同じく貰った人はきっと喜んでいるに違いない。

5月6月の頃には、肉厚で可憐な白い花びらと、そして桃のような甘酸っぱい香りを楽しませてくれその上に実まで付けてくれるくちなし。

パックのくちなしもよいが、今年は本物のくちなしの実を使ってみたい。

ゆずはゆずジャムに加工しそれを外郎(名古屋名物ういろう)やその他の菓子作りに使う。なり口以外全て無駄なく使えるのがいい。種がないというのも魅力である。

少し前までは友人が氷砂糖に漬けたゆずを瓶ごとくれていた。少し小ぶりで濃いオレンジ色の実で実は柔らく1粒1滴まで残さず食した。残念ながら友は病に伏せりゆずジュースに会えなくなって久しい。もう一度あの味にめぐり合いたいものだ。さりとて自分で作る才覚もなくせいぜいジャムに加工するのが精いっぱいである。

今日のようにゆずを買うこともあるが、毎年私の所には不思議とゆずが集まってきて私を喜ばせてくれる。
今日は今年初めてゆずジャムを作る。

レモンは、タルトケーキに使う。たまごの黄身と砂糖とレモン汁で作った甘酸っぱいソースを乗せて焼く。無農薬だと皮も使える。

万願寺唐辛子(こんな遅い時期にあるのもびっくり)はグラタンの具にする。インゲン豆やアスパラもいいが万願寺唐辛子もいい食感と風味を出してくれる。ちなみに私のグラタンは超手抜きの簡単レシピで気軽に作れその上味もよい。

ある日職場で注文した弁当に、立派なお品書きがついてきた。そこにはなんとうやうやしく、
お品書き ひとつ、まんがんじとうがらしのくたくた煮
と書かれていた。

なんのことはない。黒くなるまでくたくたに煮た名前そのままの姿である。
私が作るのとそっくりだと思ったので、なぜかおかしくて思わずにんまり。
違うのは私は大皿にてんこ盛りで食べ放題の点。
商品弁当にはひとつだけ。貴重な一品である。

食いしん坊の私はこうやって頭の中でレシピを思い浮かべながら今日の買い物を楽しんだのである。
ぴんこすずめ