今年も久下小学校にロウバイ。見事に咲いた咲いた。
久下小学校の駐車場南側に咲く蝋梅があまりに見事なので紹介したい。庭木として好まれている花木だそうで人気が高くまた育てやすく花も香りも楽しめるという。
蝋と名がつくのは美しく陶器の様な透け感が蝋細工の様であるからこの銘々があるという。
私は昨年秋この蝋梅の実を近所の方からもらい受け、地植えが一番だが植木鉢でも十分育つと聞き植木鉢に埋めたところ発芽した。
発芽した時の嬉しさは格別である。
水やりを欠かさず大事に育てた。現在、今年の寒さで成長は止まっているがまもなく元気になってくれることを期待している。
寒さに強いので外でも大丈夫と聞いて外に置いたが今年は屋内に入れた方がよかったと今頃反省している。また後に知ることになるが、蝋梅は移植を嫌う種であるという。
写真の花木は自分のものではないが、この後実も楽しめると思うとなんだか嬉しい。蝋梅の実は毒になるので食用にはならないのが残念である。
蝋梅油を抽出したくて実験したがそう簡単なことではなかった。
あるテレビ番組でこの抽出機器を作るため、100均で材料を集めをしてこの装置が作れる事にも運よく巡り合えた。作った装置で香油を取り出す実験の様子も見せて貰い感動した。
完成した装置も高額ではあるが手に入ることもわかった。
このように専門的な知識があれば、エキスを抽出できる装置も作れる。
それよりもたった1滴の香油を取り出すのに途方もない時間要し忍耐と労力がいることだけは理解した。それよりも何よりも材料である花集めが問題であることも。半端じゃない量が必要だから。
私は理科の実験よろしくわずかばかりの花弁をすりつぶしただけであるがそれでも香る匂いはまさに蝋梅油入りの化粧クリームそのものであった。
もし、蝋梅やバラの花、桜やチューリップの花びらが1キロ2キロ手に入るならば挑戦したいものである。
以下ネット検索で得た知識の一部は次の通り。
1 梅より早く咲き強い香りを放つ。
2 種の発芽率は高く実生からでも育てやすい。
3 冬期美しい花を咲かせるので庭木として好まれる。
4 花やつぼみからは油を抽出できる。(蝋梅油)
5(蝋梅油)は抗菌、抗炎作用があることから皮膚保護軟膏になる。
6 蝋梅の実は見方によっては花梨や梅の実に似ているが食用にはならない。
7 種には毒性物質(カリカチン)があり、子どもが間違って食べないように注意が必要。
8(カリカチン)は、鎮咳、解熱、鎮痛剤、香料として広く使用される。
9 根も鎮痛剤などの薬用に使用する。
10 切り花として珍重される。
11 日本へは、1600年代に朝鮮半島を経由したとの記録がある。
今日1月17日火曜日、すでに久下小学校の駐車場脇の蝋梅は咲き誇り私を楽しませてくれる。
ぴんこすずめ