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その2 十三塚編 噴気孔の帰り道、十三塚に寄る。

投稿日:2021年7月12日

その2 十三塚編

噴気孔の帰り道、十三塚に寄る。


十三塚についても前回にその歴史や出来事それについての感想など記したので、噴気孔と同様に標識案内のみ掲載した。


ここは全体像を一枚の画像に収めるのは難しい。規模が大きいことと立木の林立や敷地が長いからである。
それでも何とかいい写真を撮ろうと努力した。
まずは1基から13基までを紹介しよう。

1基 一番に目に入る基である。比較的下部の石積みがしっかりしている。しかし、周辺に崩れ落ちている石多し。

2基 崩れ落ちる石多いがそれでも原型はかろうじてとどめている。このまま放置は忍びない。

3基 石組みしっかりしている。かろうじて形をとどめているという感じ。

4基 こんもり盛り上がりがわかる。石の崩れ大きく散乱状況大きい。

5基 石の散らばり具合はこの通り。造築当時を忍ぶ術はなく想像するしかない。

6基 5基に比べると石にまとまり感がある。築年当時と比べる術もないがみてみたいものである。いつも思うことであるが、この下には先人が残した何か歴史的埋蔵安置したものがないのだろうか期待する気持ちが拭いされない。

7基 みての通りこの基は他に比べてこんもりと大きく見える。築石の数も多い。永年の経緯から土砂が崩れると同時に築石も自然に落ちて来ることは必至のことである。1日でも長く現状維持を保って欲しいものである。

8基 小石は少なく大ぶりの石が多いが数は少ない。形の崩れが大きい感がある。

9基 撮影時にはあまり感じなかったが他に比べると形状規模小さい。よく痛んでいる。

10基 形をなしている。規模は小さくみえるが石組はしっかりしている。散らばり具合も少ない。

11基 崩れが少なく石組みがまとまっている。写真では見にくいが盛り土も大きくそれなりに規模も大きい。

12基 他に比べるとやや小ぶりである。築当時はどの基も同じ規模だったのだろうか。

最後の13基 築山の感じが一番強く残っている。規模も大きいように感じる。今からでもよい。永久に保存したい。

ここが最初にみる分かれ道の案内標識。私は特に印象深い。

 

築造当時の環境を知る術はないが、この十三塚を郷土の誇りとし先人の心の形を歴史遺産として永久に保存される事を願う。
13基全てが見通せる場所構図をあれこれ探して撮ったのが次の3枚。
昨年よりはよい写真が撮れた。

杉木立の見事さ圧巻。13基見通せる場所を私はあれこれ位置を考えて撮影した会心の1枚。

これもよく撮れた一枚で気に入っている。

2枚前と同じであるが、この見通し感が素晴らしくみなさんにも是非現地で体感していただきたい。13基一番奥から1基の方角に向けて撮影した1枚。

 

ぴんこすずめ