続 久下小学校せんだんの木
投稿日:2021年12月13日
続 久下小学校せんだんの木
11月は樹木の剪定に適した時期なのか市内のあちこちでこの作業を見かけた。
久下小学校の樹木も11月30日から2日間にわたり剪定が行われた。
これをさかのぼること11月26日私はこの剪定のことなどつゆ知らず、偶然にも栴檀の木をカメラに納めていた。下の画像がそれである。
私はこの秋鈴なりの栴檀の実を期待したが、現実は違っていた。まだ青い実の頃は下から眺めただけでも見えていたがそのうち鳥が食べたり強風にあおられ枝ごと落ちて来たりと結果は残念なものであった。
それでも元気に写真の通り大半の葉をつけてすくっと立つ姿を見せてくれた。
まだ初秋の頃、職場の同僚が気を利かせてくれて落下したわずかな実を集めておいてくれた。そうでなければ今私の手元には何にもなかったはずである。感謝しなくてはいけない。
その栴檀の木が、なんと一夜明けたら御覧の通り。
これがその写真画像である。
まさか数日でこの様な姿になるとは考えることすらしなかった。まさに、
「明日のことなど誰にもわからない。」である。
写真を撮っておいてよかった。
剪定した方が木のためにはいいのだからと思いつつも寂しく思った。
来年初夏にはまた元気な新芽を出し若葉が茂り、きれいな紫色の花を咲かせてくれることを願う。
今わずかな実が私の手元にある。腕輪にする位はあるだろと同僚が集めておいてくれたものだ。
誰も待ってはいないだろうがまた気が向いたらお見せすることもあるかも知れない。
それこそ明日のことは誰にも分からない。
ぴんこすずめ