久下の里の一角でオオキンケイギクが繁殖中 ?!
投稿日:2024年6月7日
山田川沿いを散策中、川の土手で鮮やかに咲き乱れる黄色の花を発見(5月23日撮影)。場所は山田川に架かる裏町橋(うらまちばし)周辺。
何という花かな?と調べてみるとキンケイギクという種類と似ているが、花の形状は先端がギザギザとなっており、どうやらオオキンケイギクらしい。
日本には当初鑑賞目的で導入され、一時好まれたが、繁殖力が強く、在来種に悪影響を及ぼす恐れが指摘され、2006年に特定外来生物に指定されたとのこと。しかも日本の侵略的外来種ワースト100にも選定され栽培などが原則禁止となるなど要注意植物であった。
オオキンケイギクは種子ができる前に花を刈り取るか、根元から引き抜く。再生を防ぐには、周辺の地下茎や根も取り除くことが効果的であると。特定外来生物であるため、生きた状態で移動させることは原則禁じられている。種子が付いている場合は、ビニール袋に入れるなどして拡散しないよう管理し、枯殺・焼却処分する必要があるとのこと。
くれぐれも切り取るなどして家に持ち帰ったり引き抜いて植え替えたりすることの無いように皆様充分注意してください。
オオキンケイギクと似ているキンケイギク