これは何でしょう?わかるかな。
あっ、これサツマイモではなくアケビです。
知人宅の庭で毎年実をつけて楽しませてくれるそう。羨ましい限り。
私は2年続けておいしい実を鑑賞し食べさせてもらい感謝感激。
種はあるものの、口に入れると優しい甘さがたまらない。
この頃は果物売り場にもレシピ付きで売られている。皮の内側にある白い綿のようなものまで調理次第でおいしく食べられる。
珍しい食べ方を紹介しよう。
2つに分けて舟形にしたものにとろけるチーズをのせてオーブンで焼くだけ。
それをスプーンでこそげるようにすくって食べる。なんでもないようなレシピであるが、この綿みたいなのをチーズと一緒にすくいとる感触が面白い。本体の皮はぺらぺらに薄く残る。
私があんまり喜び羨ましがるものだから、一人生えした苗木を土付きで運んでくれた。
花もつぼみもあったが植え替えたショックからかその年は実は成らなかった。
今年は花だけでもみたいものと今から期待している。
芽吹きを待っているこの頃だ。
おまけの芋余談
昨年秋のこと、久下小学校での焼き芋大会があった。
全校生の中でただ一人品種の違う紫芋が当たった児童がいて話題になった。
珍しいものだから、みんなから味見をさせて欲しいと頼まれ、この心優しい子は自分のものが減るのもいとわず味見をさせてあげた。いい話だ。心がほっこりする。
何を隠そう、このとき私も食べてみたいと思ったがさすがに大人の理性が働き我慢した。
さてあれから数か月、私はスーパーマーケットでサツマイモをみつけた。袋に詰めてあるものだ。焼き芋にしたいのでできるだけ小ぶりなものを探した。気にいったのが見つかった。この際とばかりたくさん買った。
焼き始めて40分後、甘いいい香りが漂い出した。皆さんにも届けたい。
もう待ちきれず窯から出してぱかっと割った。
ギャッ、なにこれ‼
紫芋だ。もう大当たりである。人生時々面白いことがある。
ぴんこすずめ