久下小学校卒業証書授与式に思う
平成27年度久下小学校「卒業証書授与式」が3月23日に挙行。
卒業生入場に始まり、開式のことば、国歌斉唱、校歌斉唱に次いで、卒業児童32名(男子16名・女子16名)一人ひとりに卒業証書が手渡された。
証書授与の後、卒業児童は正面中央で「将来の夢」を発表。「スポーツ選手(体操・サッカー・バスケットボール・スポーツインストラクター・スポーツトレーナー・プロゴルファー)」「人や動物を助ける仕事(薬剤師・動物保護センター勤務・医者・獣医師・困っている人・動物研究家)」「人の役に立つ仕事(栄養士・国家公務員・保育士・小学校教師)」「人を笑顔に(美容師・ネイリスト・困っている人たち・イラストレイター・パティシエ・メイクアップアーティスト)」、このほか「海外の大学へ進学」「アートトラック運転手」という発表があった。
仕事に向ける将来の夢とともに、家族への思いを、「恩返しをしたい」「健康で家族が長生き」「お父さんの姿にほれた」「お母さんの夢をかなえてあげたい」「今の思いを伝える」「料理で家族を笑顔に」「家族といっしょに海外旅行」の言葉であらわし、「人とのつながり、かかわり、コミニュケーションを大切に」と多くの児童が口にした。
続く学校長式辞では、足立校長から「卒業証書には、六年間の皆さんの努力とともに、いつも温かく見守って下さったお家の人や先生方の熱き想いと深い愛情が込められていることを忘れないでください。」と添えられた。
出席の来賓からもお祝いと励ましの熱いメーセージがおくられ、続く「お祝いと旅立ちのことば」では、在校児童から卒業児童へのお礼のことばにはじまり、卒業児童からは「人が人を大切にする社会をめざして」と、学びから得た旅立ちのことばが力強く発表された。
寒の戻りとやらで肌寒い気候であったが、会場の体育館はそれぞれの思いが重なり、まじわる、こころあたたまる空間となった。