飼料用米&飯米用米刈り取り見学記
2025年12月2日飼料用米&飯米用米刈り取り見学記
先回刈り取り見逃し配信をした。
今回念願叶い飼料用米刈り取りを見学できたので嬉しい報告ができる。
しかも運のいいことに飯米用米の刈り取りも同時に見学できたのであるから二重の驚きと喜びである。運がよかったこともあるが直田氏の協力が大きい。
今回の見学で学んだことが多い。
まずこの地域には田んぼの管理運営をする二つの会社組織が存在し、その実態というか仕組みの一部も同時に知ることができた。
スタッフの方々が快く見学をさせてくれましたので実りある報告をしようと思う。
12月1日(月)直田氏より明日2日に刈り取りが行われることの情報をもらった。
これは何をおいても行かねばと心に決めた。
いよいよ当日
現場でスタッフの方に挨拶をすると、
「ああ、電話で聞いているので了解」
私はすぐに理解した。直田さんが事前に頼んでおいてくれたんだな。
現場で待つ間、コンバイン等の車両はこの現場へどうやって来るのか考えていた。
そこでスタッフの方に尋ねてみたら、
「もうすぐ向こうから運んで来るのでまもなく到着すると思うよ。」
と川の堤防の方角を指さした。しかし私はよく理解できないまましばらく待っていた。
辺りを見回してもだれもいないし変わったこともないしと堤防の方角をみていたら遠くに長い車両が大きな青い物体を載せてやって来たのがみえた。
安全な場所に停止して青い物体を降ろしているようだ。正確に言えばその物体が自走して下りている。
その頑丈な車体がゆっくりゆっくりこちらに来るのが分かる。当たり前だが自走している。


ああ、あれがコンバインだと理解した。
それが大きな生き物のように徐々にこちらに近づいて来た。
その頃になると人や各種車両があちこちから集結してにわかに賑やかになってきた。
さあいよいよ作業開始が近いようだ。打合せミーティングをして作業に入るようだ。こちらも緊張する。
やがてコンバインが今日のヒーローであると言わんばかりに稲田に向けて動き出す。
ほんとに恰好いいの表現が合う。

稲を刈り取りながら同時にロール巻きにして吐き出される光景は圧巻である。しかもそのスピード感とやらは分タイムである。いつまでみていても飽きない光景だ。
ちなみにこの機械の値段は家1軒が建つそうだ。納得。


さてコンバインが稲ロールをポトンと吐き出すのを待ち構えている特別仕様車がある。この車両のアームがいとも簡単にまた器用にキャッチして待機している輸送車まで運ぶ。操縦者はまるで自分の手足のように自由に動かせる。凄いな。これもみていて飽きない。

これを操縦する担当の人がこの機械の正式名称を教えてくれたが難しくて覚えきれなかった。車種カタログをみれば分かるかなと後で考えた。

動画をみていただきたい。飽きずにいつまででもみていたい光景である。
長く生きていても私は世の中にこんな機械があることを知らなかった。
だがしかしこんな機械化が進んでも人の手で処理しなくてはならないこともあるらしい。
雑草の除去である。雑草を侮ったらいけない。灌木のように枝葉を伸ばししかも枝が広がり茎も硬い。これでは機械が壊れるのだそうだ。なるほどな。

まだある。これらの高性能機械であるがなんせ本体が重たいトン級である。ゆえに軟弱な土地では自走しにくい。ましてや泥田や池になっているところは真に命がけの仕事である。(個人の感想)

とにかく早いし恰好いいこの作業風景は圧巻そのものである。もちろん機械もであるがこの機械を自分の手足のように操る人も凄い。ただただ見とれる。実際に皆さんにもみて戴きたい。この光景を間のあたりにすれば感動すること間違いない。
先にも少し触れたが今回はもう一つ驚いたことがあるのでこれも紹介したい。
少し離れた田んぼではなんと季節はずれの飯米用米を刈り取っていた。
なんでも晩稲(おくて)の品種であるらしい。びっくりすることばかりである。
この田んぼの場合、時期を遅らせて育てるコシヒカリから品種改良した背丈の低い品種で台風に強いらしい。つまり背丈が低い方が倒れ難いということである。
日々品種の改良研究も進んでいるらしい。
これは直田氏がインタビューしていたのを私がそばでちゃっかり聞いていたことである。勉強になるわあほんと。
小学校の教員をしていたころ、当時4年生の社会科の学習内容に「日本の農業-米作りの苦労と工夫」と学習内容があった。稲の品種改良は長きにわたる人々の願いで、その苦労や努力の歴史を伝えていた。寒さに強い品種改良の結果、銘々されたのが海坊主1号・2号である。このインパクトの強い品種名のためか半世紀を経てもその記憶が鮮明に残る。
品種改良は続き将来へつなげて行くのであろう。尊い仕事だなと今でも思う。今日もコシヒカリを親としておいしい米が改良されていると聞く。
話を聞きながらこれらのこと思い出している内に、すぐそばではコンバインが力強く稲を刈り取っている。
さてこちらは先ほどの飼料用のコンバインとはまったく構造が違うらしい。

刈り取るそばから籾とワラを選別し籾だけ車内の集積箱に集められる仕組みになっている。藁はその場に吐き出される仕組み。
集積箱が満タンになったら専用の(画像のように)特種な収集車両に移す。


飼料用米と飯米用の刈り取り収穫の様子の違いを画像で楽しんで戴けたらと思う。
おまけの情報
取材も終えて帰りがけたときたまたま牧草ロール輸送用の大型トラックに遭遇した。改めて御礼を伝えて帰ろうとしたらそこでまた新しい情報を教えてもらった。
一つ300~400kgになるというこのロールは、このまま牛に食べさせるわけではなくいったんサイロで保存するという。


その際に液体酵素を振りかけてその後数か月熟成させてもっとおいしくそして栄養価も高めてからやっと飼料になるのだと教えてくれた。
みること聞くことすべてが驚きの連続であった。
直田氏の協力があってこその取材でありこの記事が書けたことに感謝‼
ぴんこすずめ





















