空き家対策講演会
投稿日:2017年7月21日
『空き家から考える地域で豊かに暮らすために!~空き家の現状と課題~』
講師 関西大学佐治スタジオ 出町 慎さん
平成29年7月15日午後7時半~9時20分まで、久下自治会館 大会議室において空き家対策講習会が開催されました。
はじめに、清水輝宏第一小委員会委員長と荻野副委員長から、久下地区の空き家調査について経過や丹波市の空き家対策について説明がありました。
(現在、久下地区には123戸の空き家)
また、荒木会長から各自治会と久下自治振興が空き家の情報を共有し、データを保管する中で継続的に空き家対策を進めて行きたい。そして、将来的にデータ管理体制を振興会で構築するので、変更等があれば振興会にも連絡してもらうとともに各自治会でも有効に活用して欲しいとの話がありました。
その後、出町さんより空き家は2013年度全国820万戸あり、一方、2018年度の新築件数は97万戸だと話から始まりました。
「空き家だけ解決できたらいいのか?」「愛着ある風景、積み重なる思いを未来に繋ぐ」
「空き家の活用を考える場、地域の事を考える場になる」「気軽に交流できる場と機会を作る」
などの具体的な事例の紹介があり、最後に「大事なのは、空き家を減らすこと?というよりも地域で豊かに暮らすために空き家をどう活用するか。空き家の活用を考える場は、地域の事を語り合う場になる。」という青垣で実際に活動されている出町さんだからこそのお話でした。